チタン冠(保険適用)

チタンの鋳造 はじめました We started titanium casting

チタンの鋳造 はじめました

パラジウムをはじめ、金属価格の高騰により注目を集めている“チタン”。
2020/06よりCr(大臼歯単冠・キャスト)が、また2022/04よりレジン前装冠(単冠・キャスト)が保険適用となり、より一層活躍の場が広がっております。

チタンは調整が難しい・・・?

チタンは調整が難しい・・・?
チタン特有の硬さ、粘性を懸念される先生方も多いかと存じます。
しかし実はチタンの硬さはパラジウムと同等程度(ビッカーズ/Ti:160、金パラ:190)切削感覚も、パラジウムと類似しているとのお声も多数いただいております。
また、セメンティングも従来のパラのものと同様で大丈夫です!

チタンは調整が難しい・・・?

チタン冠の調整のポイント

チタンは、高速・高圧で研磨切削をすると熱を持ち、効率が落ちてしまいます。モーターの回転を落とし、圧をかけるのではなく、なでるように研磨していきます。
カーボランダムポイント→シリコンポイント→ロビンソンブラシ→布バフの順でかけていくと光沢を出しやすいです。

チタン冠の調整のポイント

チタンをお勧めできる理由

チタンをお勧めできる理由
チタンは数ある金属の中でも生体親和性に優れ、アレルギー反応が少ない金属です。
また、耐蝕性、耐久性にも優れており、患者様への負担が少なくなっております。
比重も、金パラが11.5なのに対し、チタン4.5と非常に小さく、装着時の違和感も少ないです。
非磁気性なので、対合歯も痛めません!

チタンをお勧めできる理由
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ミリングで製作された技工物が出回っておりますが、鋳造で製作された技工物のみが、保険適用になります。
指導などが入る可能性がございますのでミリングで製作された技工物にご注意ください!

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